骨董のある生活
会期:2023年10月1日(日)〜2024年3月8日(金)
会場:京都市立芸術大学 C棟6階アートスペースk.kaneshiro
入場料:無料
- コレクション番号
- 107
- 品 名
- 正岡子規選句稿
- 作 者
- 正岡子規選
- 素 材
- 紙本墨書
- 数 量
- 1幅
- 寸 法
- 23.8×32.8cm
- 年 代
- 明治31年(1898)
- 解 説
- 子規自筆で味わう選句稿
子規に送られた各家の俳句を書き留めた手控えの選抜句草稿。本稿は『承露盤』1898年冬の部に収められ、新婚祝の句が並ぶ。高弟として名高い河東碧梧桐や高浜虚子の号が見られる。右下の「子規庵重修記念」の印から、子規の終の棲家となった「子規庵」保存のために資金を募った際、記念品として贈呈・頒布されたものの可能性がある。
正岡子規(1867-1902)
俳人、歌人、随筆家。愛媛県生れ。東京帝国大学在学中、自らの句作と共に古俳句の分類を始める。日本新聞社に入り俳論「獺祭書屋俳話」を連載し注目を浴びる。その後俳句のみならず短歌の革新運動にも尽力する。1902年に肺結核にて35歳の若さで死去。
- コメント
- 「歴史上の人物に興味を抱き、彼らの作品を手元で大事に保管したいと思いました。」
- 備 考
- 「子規案/重修記念」朱文方印
2011年購入 思文閣
正岡子規門人の句?