骨董のある生活
会期:2023年10月1日(日)〜2024年3月8日(金)
会場:京都市立芸術大学 C棟6階アートスペースk.kaneshiro
入場料:無料
- コレクション番号
- 117
- 品 名
- 高原
- 作 者
- 横山操
- 素 材
- 絹本着色
- 数 量
- 1点
- 寸 法
- 50.7×57.6cm
- 年 代
- 20世紀
- 解 説
- 立ちはだかる山
横山操は富士山や十勝岳、桜島などの雄大な山を描いてきた。本作も雪の残る標高の高い山が描かれている。画面中央より下に 描かれている大地は横方向への動きがあるのに対し、⻘黒い山脈の起伏に沿って描かれた雪の白い形は垂直の方向を持っており、どっしりと立ちはだかる山の迫力が生まれている。
横山操(1920-1973)
日本画家。新潟県生れ。洋画家を志していたが転向し、1939年から川端画学校で日本画を学ぶ。1940年に召集され中国やシベリアに渡り1950年に復員する。⻘龍社で受賞を重ね、1962年に同社を脱退する。1965年多摩美術大学の教授となる。大自然や現代都市のエネルギーを力強く描き新しい日本画の表現を追求した。
- 備 考