骨董のある生活
会期:2023年10月1日(日)〜2024年3月8日(金)
会場:京都市立芸術大学 C棟6階アートスペースk.kaneshiro
入場料:無料
- コレクション番号
- 119
- 品 名
- 牡丹図
- 作 者
- 梅原龍三郎
- 素 材
- 紙に油彩
- 数 量
- 1幅
- 寸 法
- 68.3×35.2cm
- 年 代
- 20世紀
- 解 説
- タッチで彩る牡丹
大振りで自由奔放なタッチで花瓶に生けられた牡丹が描かれている。梅原が捉えた鮮やか な色彩からは牡丹の生き生きとした生命力が表れている。近づいて見ると何層か筆が重ね られており、それら色の層によって花や花瓶の量感が表現されている。
梅原龍三郎(1880-1986)
洋画家。京都府生れ。1908年に渡欧した際、ルノワール作品に感銘を受け師事。日本人の美意識と西洋画を融合させた独自の絵画を生み出し、画壇に影響を与えた。1922年春陽会を設立。 1928年に国画創作協会の洋画部設立に参加するなど近代美術において重要な人物である。
- コメント
- 「35年前の12月、横山大観の《藻刈》と共に手に入れました。それからずっとそばに置いている思い出深い作品です。」
- 備 考
- 額装。印章「龍」。額縁の厚み8.0cm。裏に印章と文字のある紙、「油彩 牡丹図 梅原龍三郎写」