骨董のある生活
会期:2023年10月1日(日)〜2024年3月8日(金)
会場:京都市立芸術大学 C棟6階アートスペースk.kaneshiro
入場料:無料
- コレクション番号
- 121
- 品 名
- 柿釉抜絵花瓶
- 作 者
- 濱田庄司
- 素 材
- 陶器
- 数 量
- 1点
- 寸 法
- 24.3×24.0×26.5cm
- 年 代
- 20世紀
- 解 説
- 揺れ躍る黍文
赤茶色のつやつやとした壺の表面には2本の横線と濱田の得意とする黍文が描かれている。黍文は濱田が沖縄・壺焼屋にて制作していた際に砂糖黍畑を見て描き出したという。職人との交流を繰り返し得たアイディアが作品に活かされている。
濱田庄司(1894-1978)
陶芸家。神奈川県生れ。「民藝運動」の中心メンバーの一人。1916年京都市陶磁器試験場で釉薬の研究を行った。1918 年河井と共に沖縄に訪問し壺焼屋の職人と交流。 1920 年バーナード・リーチに誘われ渡英したのち 1924 年栃木県益子町を制作の場と定め 活動。1968 年文化勲章を受章した。作陶の参考に蒐集した品々を自宅の一部を活用した参考館にて公開している。
- 備 考