筆を執る 金城コレクションに遺る文化人の筆跡
CONCEPT
人は昔から木や紙に文字を書くことで、情報や思いを伝えてきました。新たに電子機器が誕生し、他者との意思の伝達方法がより多様化した現代においても、依然として多くの人に手紙や書は親しまれています。
アートスペースk.kaneshiro第4回企画展となる今回は、江戸から明治・大正・昭和にかけて日本で活躍した文化人の書簡・書作品を展示し、コレクションの新たな一面をご覧いただきます。筆者(差出人)は皆、美術家ではないものの、美術を愛し、様々な形で関わった人達です。今回ご覧頂く岡倉天心らによる書簡や書には、美術に関する内容が多数含まれています。筆者ごとの個性的な書きぶりにも注目していただき、歴史に残る私的な活動の息づかいに触れていただければ幸いです。
【展示作品】
岡倉天心《黒川真頼宛書簡》明治22年
谷崎潤一郎《上原昭一宛書簡》昭和33年
川端康成《渡辺綱彦宛書簡》
西周《二行書》
金城一守社長愛蔵の文房具
岡倉天心《黒川真頼宛書簡》明治22年
INFORMATION
- 会期
- 2024/11/22(金)〜2025/03/02(日)
- (休館日)12月27日(金)〜1月6日(月)、1月24日(金)〜26日(日)、2月20日(木)〜28日(金)
- 開館時間
- 9:00~18:00
- 会場
- 京都市立芸術大学 C棟6階 アートスペースk.kaneshiro
- 入場料
- 無料